
2025/2/4
小春日和かと思えばしぐれ雪、まだまだ油断はなりません。今は如月、春立ちました。いかがお過ごしですか。
嬉しいご案内をさせていただきます。この春4月6日、13回目のソプラノリサイタルを開催できることになりました。
「恋文〜いとしい人、ささやかな〜」クララザールじゅうろく音楽堂において、14:00開演です。(公財)十六地域振興財団が主催してくださいます。地元で頑張っている音楽家にスポットを当て、エールを送りたいという、クララザールじゅうろく音楽堂の新企画「Bravo GIFU !」の第1弾です。涙が出るほど有り難いご提案に 大きな声で、やらせてください、と申し上げました。
大切な人にいつも会えるわけではありません。胸の内を分かってもらえず、もどかしい時もあります。せっかく出会えた人と離れなくてはならないことも ままあります。メールもSNSも便利だけれど、本当の気持ちとはちょっと違うと感じたりします。物分かりがよくなってしまい、諦めることも知っている大人の私たちは、とりわけ切ないものです。そんな時は、心で手紙を書きましょう。届かなくてけっこう。心をこめた丁寧な文字で、極上の紙に手紙をしたためましょう。ささやかな幸せに満ちた 楽しい日々であれと願っているだけなのだと。恋文 Love letter のように。
私が音大を卒業して以来、途切れる事なく歌う場に恵まれてきたのは、本当に幸運なことです。傍にいて心を通わせて下さる方、何度もコンサートに駆けつけて下さって 笑顔で聴いて下さる方、遠く離れていても変わらず気にかけてくれる友人、もう新人ではない私にも、指導手ほどき、アドバイスを下さる先生やお仲間の皆さん、こんな方々のおかげです。そんな感謝の思いのありたけを込めたリサイタルにしたいと思います。伴奏は、尊敬するピアニスト 吉田 雅博さんが引き受けて下さいました。
このリサイタルのチケットは、「セブンチケット」でお求め下さいませ。1月30日から完売するまで、セブンイレブンでお取り扱いしています。不慣れな方も、お店のスタッフさんが親切に教えて下さいます。お手数ですが、よろしくお願いいたします。
本番までの日々およそ2ヶ月を、私はラブレターを書くように練習にいそしむことでしょう。つまり、書いては消し また書き直すの繰り返しです。お忙しい時期と存じますが、お聴きいただけたら幸せです。会場にあなた様がいて下さるととても安心で勇気がでてきます。4月6日にお会いできますように。どうぞよろしくお願い申し上げます。時節柄、くれぐれもお身体おいとい下さいませ。
篠田弘美
Comments