合唱の定演に出演しました
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- 6月11日
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2025/6/11

紫陽花の喜ぶ季節になりました。雨模様の日はどのようにお過ごしですか。
私にとっては一世一代のリサイタルから2ヶ月が経ちました。その時は気がつかなかったけれど、身体のあちこちや咽や声帯、気持ちも少し痛めて疲れていたようです。大きく反省したり、思いがけないお褒めをいただいて喜んだり…。子どものように一喜一憂、また大人らしく一つ一つの行動を見直し、精一杯頑張った自分を清々しく認めました。発声を整えて貰うレッスンも再開して、結果いつもと同じく歌を中心にした日々を送っています。 その節は本当にありがとうございました。
さて私は5年ほど前から ぎふ清流合唱団で勉強をさせていただいています。指揮者はリサイタルでもお世話になったピアニストさん、音楽監督は高校時代の恩師です。 声楽家を志して長年になりますが、合唱やアンサンブルを学ぶ機会を作れず、作品をどのように仕上げるのか未知の事でした。頼み込んでソプラノの私がアルトのパートを歌わせて貰い、先だって5月24日、定演コンサートに出演しました。 いかに音取りをしてつられないように歌うかという初歩的なことから、主旋律ではない内声を受け持つ事で作品の構成を考え、深く理解するとより愛情を持って歌えるということも体験しました。アレンジの難しい曲を暗譜で歌われるメンバーさんに頭が下がりました。 指揮者の誘導には感動しきりでした。息をたっぷり吸える合図から言葉のニュアンスによるダイナミクス、全てのパートへの目配せ。伝えたいことに信念がありました。彼も全曲暗譜されていました。 自分の歌に取り組むときもこうでありたいと、とても影響を受けました。 ご一緒してくださった皆様、心より御礼申し上げます。
おかげさまで今年度も歌う場に恵まれそうです。良い歌を聴いていただけるように、もう少しもう少しと稽古に勤しみたいと思います。
篠田弘美
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