「てんぐじょう紙」~ことば、言の葉~ を振り返って
- 2025年8月26日
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2025/8/26
まるで根競べのような暑さですが、朝8時頃になるとツクツクボウシが鳴くようになりました。彼らの体内時計はどうやら暦通りです。
たくさんの方にご来場いただきました 第5回「てんぐじょう紙」~ことば、言の葉~は、8月3日、無事に打ち上げることができました。大きなしくじりもなく、おかげさまで好評もいただきましたが、決して楽勝ではなく、出演者27名、スタッフ10名で懸命にたすきを繋ぎ、最後は手をつないでゴールした心地でした。
男性たちの口上に始まり、「紙すきのうた」より「祭り歌」で開演しました。オペラの中でゆき役の私が何度も歌った「てんぐじょう紙のわらべ歌」も、当時子役だった出演者が歌ってくれました。
猛暑が続く中での体調管理は並大抵ではありませんでしたが、ソリストたちは新しいレパートリーを見事に熱唱しました。
私は「夏の宵月」という初々しい恋の歌と「待ちぼうけ」を。「待ちぼうけ」には井上博嗣さんがコミカルなパントマイムで参加してくれました。ピアニストの虫賀太一さんも、ため息をついたり、くしゃみをしたりして会場を沸かせてくれました。物語を存分に膨らませて、私自身も大いに楽しみました。
浴衣で歌い踊った 郡上民謡「かわさき」、ソリストによるアンサンブル「言葉は」、フィナーレは恒例の「紙すき歌」 今回はここにピアニストの松井裕樹さんと虫賀太一さんも加わって下さいました。お二人は、ぎりぎりまで楽屋でこの歌の練習をして下さったそうです。とても嬉しく、その気質に頭が下がります。本番では立派な歌声でした。
私たち歌の仲間は、門下もキャリアも皆異なり、歌へのアプローチもそれぞれのやり方で取り組みますが、どの人も熱心に学び、誠実で努力を惜しまない人たちです。自負ながら私も含めて皆、少しずつ成長しているように感じます。歌うだけではなく、裏方の仕事も進んで担ってくれました。そんな仲間とコンサートを作り上げていけたことを、嬉しく尊く幸せに思います。皆さん、お疲れ様でした。
各方面へのお支払いも終え、私の大きなお役目の一つでもある 教育文化財団への報告書も、先日提出できました。
今回も多くの方々にお世話になり支援していただきました。有難くて胸がいっぱいです。心より御礼申し上げます。
末筆ですが、吉田雅博さんをはじめとする3人のピアニストさんには、何度も練習に付き合ってもらい、その秀でた音楽性で私達をリードしていただきました。本当にありがとうございました。
夏の一大行事「てんぐじょう紙」 終演いたしました。
来年もまた元気に歌いましょうね!
篠田弘美



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